アニメーションスタイル

中割り ~ キーフレーム操作

CLIPSTUDIOの「キーフレーム操作」は、AE(アフターエフェクト)の様なスライドや変形・回転のアニメーションを作成する事ができます。

ここは前回の素材を使って、キーフレームの基本を説明します。

素材は「BOOTH」にて販売中です。

この記事の目次

キーフレームの使い方

1

「オブジェクトツール」を使って、キーフレームを編集したいアニメーションフォルダを選択します。

2

タイムラインにある「レイヤーのキーフレームを有効化」のアイコンをクリックします。
選択中のレイヤーやアニメーションフォルダに対して、キーフレームの編集が有効になります。

※キーフレームを有効化にすると、右上にアイコンが表示されます。

3

動画A①の1コマ目を原画A①に合わせた状態にして、「キーフレームを追加」から「作成するキーフレーム:等速」をクリックします。

4

タイムラインを13コマ目に選択し、「オブジェクトツール」でセルを原画A②ENDの位置に合わせます。

※自動的にキーフレーム(緑の◆マーク)が追加されます。

5

等間隔でスライドする動画が完成しました。

中割りアニメとの違い

比較検証として、3コマ打ちの中割りアニメ(水色)と同時再生すると、キーフレームアニメは全てのコマに動画が均一に入っている事が解ります。

応用

キーフレームを詰め指示に合わせて配置すると、詰めが入ったスライド動画を制作する事が出来ます。

キーフレームはオブジェクトを回転させる事も出来ますので、振り子や時計の針の動画も1枚のセルだけで作成する事が出来ます。

但し…原画や演出などの指示がある場合のみです。

個人的な感想ですが、振り子動画はキーフレーム作成よりも、通常の中割り作画の方が、かなり速く作りやすいと思います。

振り子作画

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