業界から求められるスキルや人物像
実体験にあった事ですが、あくまで参考程度として会社から求められる人物像を記してみようと思います。
資本主義社会が欲しがる人材とは
まず前提として、この世界の多くの社会は「資本主義経済の社会」であるという事。
そしてプロとアマの違いとは生活基盤であり、プロは「利益」を生み出す事を目的としています。逆に利益を生まない自己満足な追求者は「アマチュア」と認識されています。
会社という組織は「営利追求の団体」であり、組織に入り組み込まれるという事は、その目的を同じにしなければいけません。
その企業と呼ばれる「団体」が必要とされる「求められる人物像」を簡単に説明していきます。
※あくまでも参考にして下さい。
若さ
理由:雇用費が安く体力がある事で、がむしゃらにでも前進し続け業務を遂行できる。
対応できるスキルを複数持つ人
理由:多種のスキルがあれば、常に休む事なく業務における利益を出し続けられる。
知識や経験豊富な人
理由:時間的なロスが少なく、即座に対応可能で無駄なコストを下げられる。
周囲への配慮と協調性のある人
理由:誰かが倒れても代わりとして進んで働いて、利益を確保してくれる。
納期などのプロとしての使命感を持つ人
理由:クライアントの請求( 文句) を無理なく正しく交わしてくれる。
ルール・エチケット・マナーを守る人
理由:相手に無礼を働かない事で、最低限の衝突を避けられる。
一貫性のある人
理由:表裏なく常に状況に左右されず、黙々と業務を遂行できる。
利益を生み出せる人
理由:ただひたすらに言われた事を正確に行え、会社に奉公できる。
士気を下げない人
理由:文句を言って士気を下げ、会社に不穏な空気を出さず、他の社員を扇動しない。
辛抱強い人
理由:どんなに過酷な状況でも業務に耐え、利益を産み出せる。
権利ばかりを主張する人
理由:法律ガー等と文句ばかり言い、担当業務を進めず利益を出さない。
挙げている事が矛盾している人物像が入っていますが、役職に就いていない社員(派遣、アルバイト等も含む)と、課長や部長といった役職に就いている社員とでは、求められる人物像が違います。
一概には言えませんが、特に役職が上になればなる程「社長寄りの考え方」を持った人が多いと、見受けられます。
もしかしてブラック企業?!
希望して就職した会社ですが、中には相当キツい所もあり、「ブラック」と表現される会社も多々有ります。
社長の仕事は常に情報を先取りし、人を見極め、人や材を使い利益を産み出す事で会社をより大きく、そして存続させる事です。
それにより利益が生まれ、社長自身を含む社を支える人たちが潤い( 幸せ) に繋がると信じて突き進める事です。
また社長とは、思いやりを持たず鬼で悪魔のような人でも、仕事を「持ち帰って来る」人が有能な人であると同時に、持ち帰って来る事で社員を解雇せず、路頭に迷わす事もなくなります。
人が生きるためには「仕事」は必要不可欠なものと認識して下さい。
ですから仕事を「失う」ような結果に繋がらない人が雇用の最低限と思っても、差支えないと思います。
「夢を持って入社した会社が思い描いていたものと違う。」と思う時が有るかも知れません。夢から現実に目覚めた時でもあります。
それでも生きていくためには「仕事」が必要です。
「やりたかった仕事」が出来て良かったと思えれば幸せなのかも知れません。
最後に、人生はおよそ10 代~ 20 代で培った経験やスキルが一生を決めるといっても過言ではありません。今だから出来ることがたくさんあります。
親のスネかじりと呼ばれても、健在に助けて貰える今だからこそ、未来へのために生き残るためにも、出来る限りの事を精一杯しておきましょう。
2016.0210 記
講師時代の頃に常勤の教官に怒られるのを覚悟して、学生さんに配布したコラムです。
概ね…注意に繋がる事もなく、就職の現実?…と学生さんに感謝して頂けた様子です❤
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