ライフハック

オリジナル( 著作権) とは

オリジナルは、「独創的」、「独自のもの」の事を示し、唯一無二で有ること表します。

オリジナルを加工もせず、コピー( 複製、複写) をする事はクリエイティブ( 創造) の世界において、してはいけない…有ってはいけない事です。

元となるものに対して、改変( アレンジ) し、作成した物を「オリジナル」と呼ぶ例が見受けられますが…この用法には語弊があります。

例えば、ある絵画の「オリジナル版」といえば、それは「元の絵」を指すべきものであって、それを” 独自” にキャラクター等を差し替え、アレンジしたものを「オリジナル版」と称すのは誤りです。これは「オリジナル」の意味を誤って使用しています。

人の記憶が固有の物で有るようにその頭の中で生み出されたものは、他者のものと似た部分は出てくるでしょうが、固有の物とされます。

ここで、オリジナルを生み出す上で一つの基準としての考え方を簡単に説明します。

★オリジナル( 独創性)

「独創的」、「独自のもの」の事を示し、唯一無二で有ること表します。

自身の中で考え、自身の技術を以って形作ったもの。

これは著作権(©、コピーライト表示) となり、何人にも侵されないあなただけのモノ( 権利) です。

難しいですが本当の創造とは、記憶にも左右されないものであり、人が神の模倣と呼ばれる事からも真(まこと) のオリジナルは非常に難しいのかも知れません。

★模倣、模写( 真似)

「マニエリスム」と呼ばれ、他者が創造したモノを参考に手を加えて制作したもの。

似ている事で、たとえ技巧的には新しいものがあったとしても、他者から著作権を訴えられたり、否定的な評価になり易くなります。

基本的に凡そのクリエイティブと言われるものは、ここがベースとなっています。

ここから異種との組合せに拠って最初に創造し、形作ったモノを「オリジナル」とする事が、現代では考えてられているのではないでしょうか。

★複写、複製( コピー)

模写でもオリジナルと同一に描く事。有名人のサイン等を複写して販売するなど、他者の制作物の複製として位置づけられ、著作権の侵害にあたり極めて悪質な行為となります。

良くある例

トレースした背景画像に自身のキャラクターを表現しても「オリジナル」では無く、トレースされた画像との整合性が証明されれば、トレースされた側から盗作として訴えられる可能性がありますので、トレースではなく模写するなど、あくまで参考にしたという手順を踏まれる事を奨めます。

※著作権フリーではない写真などのポーズを参考に、自身のキャラクターに表情やアクションをつけるのはNGです。

注意

このテキストは著作権法を説明したものではなく…「オリジナルと模倣や複写などを創造的制作者としての考え方の参考に…」とテキスト化しました。

2016.0120

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