®感パース

感パース®で三点透視図法 アオリの描き方

感パース®の注意点

感パース®は商標登録を出しています。

※特許情報プラットフォーム|J-PlatPat [JPP]にて検索すると出てきます。

各種学校や講演等で(口頭も含めて)教材として使用する、出版物等の引用をする場合は、必ず事前に「お問い合わせ」から連絡をお願いします。

無断で行った場合は商標権侵害となりますので、法的措置を行います。

禁止事項・追記

インターネット配信(例:Youtube、ニコニコ動画、インスタライブ、TickTok等)の公開 (第9類)

書籍(同人誌含む)や電子書籍での公開 (第16類)

学校や講演会など、人の集まる場所での公開 (第41類)

 

※2~3人程度の口コミ単位の教え方は構いませんが、収益を伴う大学・専門学校・予備校などの教室、動画配信などは禁止しています。

三点透視図法の基本は、コチラに書いています。

三点透視図の空間を描く

このページは、感パース®を用いて画角を自由に設定して描く方法を纏めています。

クリックで拡大

1⃣

最初の絵面は雰囲気で、ラフで大まかなカタチを取ります。

この時「消失点」の三点(V.P1、V.P2、V.P3) の方向を描いた立体イメージから、どの線を基準線とするかを決めて置く事がポイントになります。

※パース線は用紙のアタリの際に鉛筆等の「後の書き換え」が可能な筆記具で、基本線を書いておくと良いでしょう。

2⃣

ここでE.L( アイレベル) を設定し、V.P( 消失点) がどのあたりにあるかをイメージします。

※V.P①とV.P②の消失点はE.L上にある法則を思い出して下さい。

最初にE.Lを決めますが、E.Lは空間感覚を身に付けていれば何処に設定しても構いません。

不慣れな人は「自身が絵の中にいる事」をイメージして「人」を配置し、その頭の位置や目の高さを配置したり設定する事がスタンダードな方法だと思います。

絵の中にいるイメージ図

3⃣

三点透視図法だけのルールとして、V.P③はE.Lの水平線を基準に人を配置した場所から、アオリ・フカンの図案により90 度( 真上、真下) の何れかの方向に現れます。

感覚( 感パース®) で三点目のV.P③の高さをを設定する場合は、上の③の基準線の中から、ある程度の方向性を決定する為に、用紙の上辺に③を表すの幾つかの線を描いてみましょう。

クリックして拡大

参考図案の視点の位置

難しくは考えず、基本は「図案の中心に有る」ものと考えて貰っても、差し支えありません。

4⃣

E.LやV.Pのおよその方向がが決まったら「透視図法の基本」で習った「パース線は消失点から放射状に出ている」というルールに基づいて、描く用紙の描く方向の際に「感パース®」で描いて下さい。

クリックして拡大

5⃣

感パース®でパース線を引き、各消失点(V.P①~③) のアタリをつけます(水色の線です)。

6⃣

紙の辺の際に感パース®でパースの目印を描いておきます。

もし、アタリ線が明らかに方向が違う場合は(赤○で囲んだ×印)、紙の際の感パース®で修正して行きます。

クリックして拡大

7⃣

パース線が不自然に感じたら(上記図案参考)、基本となる線を参考にしながら線の間、線の間…と、およその線で修正して行きます。

※どうしても線の間が取りにくい場合は、分割法を用いると良いでしょう。

図では右側のビルの角の基準線を修正していますが、前工程での線よりは自然に見えると思います。

クリックして拡大

8⃣

後は窓などの描き込みですが、ラフから描き、その線を感パース®でアタリをつけたら、より自然に見える正確なパースで描き入れたら完成です。

※分割・増殖法なども有益な技法ですので、階数や窓の設定時に役立ててみて下さい。

応用・フカン

フカンは垂直のV.P③を下方向に設定するだけの違いです。

ただ、基準となるパース線(不動線)と感パース®線を間違えたりする事の無い様に気を付けて下さい。

よく読まれている記事

    まだデータがありません。